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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社日立製作所は、400GB HDD搭載のハイブリッドレコーダなど、DVDレコーダ「WOOO(ウー)」シリーズ5機種を5月下旬より順次発売する。価格は全機種オープンプライス。各モデルの店頭予想価格と発売時期は以下の通り。
■ MS-DS400/DS250 日立LG製のDVDマルチドライブを搭載。DVD-R/RW/RAMの記録に加え、DVD+R/RWの再生にも対応するが、DVD+R/RWの記録には対応していない。HDDは、HGST製で独自の「ヘッドロード/アンロード機構」により、衝撃に強く、高信頼性を実現したという。 両モデルの違いはHDD容量だけで、DS400は400GBのHDDを搭載しており、XPモードで約89時間、SPモードで約180時間、LPモードで約360時間の録画が可能。MS250は250GBのHDDを搭載し、XPで約41時間、SPで約110時間、LPで約220時間となっている。 どちらのモデルもアナログBSチューナを内蔵。高画質化回路としてGRT、3次元Y/C分離回路を搭載。録画予約機能はADAMS-EPGを搭載しており、月100番組の予約が可能。EPG情報やHDD上の録画番組の「0.3秒快速検索」機能なども備えている。
【4月15日】日立、400GB HDD搭載ハイブリッドレコーダ「WOOO」 -EPGの検索性/高速性を追求。“出演者検索”も可能 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040415/hitachi2.htm ■ DV-DS160/RV7000/RX7000
RV7000はVHSとDVDレコーダの一体型モデル。RX7000はDVDレコーダ単体モデルとなっている。
【4月15日】日立、カートリッジ式DVD-RAM対応のハイブリッドレコーダ -VHS一体型やDVD単体レコーダも発売 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040415/hitachi3.htm
発表会では、同社執行役常務 ユビキタスプラットフォームグループ グループ長/CEO の立花和弘氏が、製品戦略などを解説した。 「'90年代に海外進出が続いた結果、製造業の低迷を招いたが、テレビ分野ではCRTからフラットパネル、ビデオではテープからディスクなど、中国でできないことをやるMade in Japan戦略により、“新3種の神器”といわれるフラットパネルテレビ、DVDレコーダ、デジカメに代表されるような成長市場を創出できた。今後は、HDDのHGSTや光学ドライブの日立LGデータストレージ、PDPパネルのFHPなどグループの力を最大限に活かした“Made in HITACHI”作戦により、デジタル家電市場での躍進を目指す」という。
また、次世代の「3種の神器」を「大画面薄型テレビ」、「HDD/DVDアプライアンス」、「ブロードバンドパソコン」と定義し、それぞれの市場での積極展開を図るほか、プロジェクタ、薄型テレビ、DVDレコーダなどのシリーズ名称を「WOOO」シリーズで統一。「WOOOワールド」として製品展開し、「“次世代3種の神器”のトップメーカーを目指す」と意気込みを語った。 DVDレコーダ市場には今回が本格参入となるが、「2004年中にシェア10%、2005年にはシェア20%を目指す」という。また、他社製品との差別化については、「今回発表製品の400GBの大容量、DVDマルチ再生、瞬間高速検索などもアピールポイントだが、この市場はこれからどんどん変化する。今後は、薄型テレビの内蔵型レコーダの市場も伸びると予測しており、テレビとビデオ録画の機能が一体化されることで、“操作のわかりやすさ”などの特徴が生きてくる。薄型テレビ市場でのシェアや製品力が高い会社が、レコーダ市場でも強くなっていける」との予測を示した。 □日立製作所のホームページ (2004年4月15日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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